シングルのコーヒーもおいてありますが、やっぱりそのお店らしい味わいのあるブレンドをオーダーしました。
ふんわりとしたコーヒーの甘い香りのするマイルドな味わいです。
佐世保の焙煎所にお店のレシピで、オリジナルのブレンドと焙煎を頼んでいるそうです。
最近の若い方の経営するコーヒーショップは、自家焙煎のお店も増えていますね、とマスター。

午後で小腹がすいていたので、ホットサンドも注文。テレビで見た話では、ちょっとしたホットサンドブームがおきているそうですが、佐世保ならではなのか（？）、子供の頃から地元のハンバーガーショップや喫茶店で、ホットサンドも食べる機会が多かった気がします。
多珈房さんのホットサンドは、パンがカリッと焼いてあって、中の具は、トマトやハムとチーズ、濃いめのケチャップが蒸されてトロトロになっています。
家でつくるとこうはいかないよね、と思いながら、お店のホットサンドに幸せを感じながら頂きました！

２杯目のコーヒーはダッチコーヒーのホットを頼みました。
飲み口がさっぱりとしていて、でも深みがあります。香りも甘いよりは深いというか、すっきりと濃いかんじです。大人っぽさをかんじるフレーバーです。

昔はこのあたりも、何十件もコーヒーが飲める喫茶店があって、どこも米軍の人や日本人でにぎわっていてという話から、おくんちの今昔など、懐かしい話をしてきました。

ちょうど、お店がすいている時間だったので、ゆっくりしていましたが、２杯のコーヒーと、ホットサンドを頂いているあいだに、常連のお客さんがはいってみえました。
仕事の合間に、買い物の帰りにと寄られる方も多いようです。

手作りのメニューと美味しいコーヒーでおなかも満足。マスターと奥さんとの会話にも和む、そんな喫茶店です。
はじめてきても、なんだか実家に帰ってきたような…子供の頃からかよっているような、そんな感じのするあたたかいお店でした。
（掲載はお店の承諾を得ています。）